高井戸政行
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高井戸 政行(たかいど まさゆき[1]、1948年[2] - )は、日本の新左翼活動家。
京都の私立大学を中退後、中核派に加盟。党の要請で1973年頃から革命軍への財政支援を目的とした地下活動に入り、1990年代前半に「地上」に戻った。その後、結婚して子どもを設けた[2]。
2008年に約20年にわたる関西での地下生活を小説形式で書き記した『雲と火の柱』を出版した[3]。同書は公安警察や対立セクトに非公然活動の内幕を見せる利敵行為だとネット上で批判された[4]。
中核派は、塩川三十二ら革共同再建協議会を「塩川一派」と呼び、塩川一派が「「革命軍の活動」を暴露する回顧本」を出版したと批判した[5]。
著書[編集]
- 『雲と火の柱――地下生活者の手記』 上方文化研究所(子の星)、2008年7月。ISBN 978-4-9904438-0-1。新書サイズ、96頁。一般書店では扱っておらず、新宿の模索舎などでのみ販売している[4]。
脚注[編集]
- ↑ 雲と火の柱 Books.or.jp
- ↑ a b 小林哲夫『シニア左翼とは何か』朝日新聞出版(朝日新書)、2016年、232-235頁
- ↑ 新着情報: 2008年8月アーカイブ 模索舎
- ↑ a b 和賀正樹 【書評】高井戸政行:雲と火の柱―地下生活者の手記【ブックレビューサイト・ブックジャパン】
- ↑ 転向スパイ集団に転落した塩川一派を完全に打倒せよ 週刊『前進』(2360号3面2)(2008/09/22 )