駅弁ファン
ナビゲーションに移動
検索に移動
駅弁ファン (えきべんファン)とは、駅弁が好きで、売っている駅弁を買って味わったり、掛け紙を集めたり、その他、駅弁のあらゆることを調べる、鉄道ファンの種類の1つである。
概要[編集]
日本に駅弁が登場してから様々な駅弁が登場した。それぞれの駅弁に歴史があり、文化がある。製造方法、販売方法も既に失われた事柄がある。それらについて深く調べるのが駅弁ファンである。
行動[編集]
- 駅弁を食べるために旅行する。購入した駅弁は、列車や駅など、鉄道関連の場所で食べることが多い。
- 駅弁業者が廃業すると聞くとそのためだけに出かける。
- 日本全国の駅弁を食べ尽くした。
- サンドウィッチは邪道と思いながらも、ローカルパン業者の作ったサンドイッチと思ってカウントしている
- 海外の駅売りのお弁当にも興味がある。
- 掛け紙のスクラップは旅行先の写真よりも多い。
- 「峠の釜飯」の器は大切なコレクション。
- お茶の土瓶も大切なコレクション。
人物[編集]
鉄道研究、歴史研究、料理研究と、その人物像は幅広い。また、駅弁ファンの中には、駅そば鉄も多い。
掛け紙[編集]
駅弁は容器に入れられ、蓋をして掛け紙をかけられ、紐で縛られる。この掛け紙には商品名、調整年月日、値段といった駅弁に関する情報が記されている。また、駅弁に関する絵が描かれており、この掛け紙は駅弁ファンにとってはとても大切なものである。駅弁を味わい、掛け紙を集めるために旅行中の食事はすべて駅弁という人もいる。
駅弁ファンの嘆き[編集]
駅弁が手に入りにくくなっている。
製造業者の高齢化と後継者不在、そして売り上げの減少により駅弁を販売する駅が急速に減少し、既得権重視の長年の慣習のため、新規業者が参入して新しい駅弁が生まれにくいのと、参入障壁の低い、駅構内や駅近傍のコンビニ弁当に押されているためである。