香椎温泉

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香椎温泉(かしいおんせん)は、福岡県福岡市水谷にあった温泉

泉質[編集]

  • 塩化物泉(カルシウム - ナトリウム)

温泉街[編集]

福岡市東区水谷に1軒の入浴施設が存在した。

ジェイアール九州メンテナンス極楽湯のフランチャイズ運営店舗として極楽湯香椎店を設置し運営していたが、赤字運営に陥り、2010年3月末に閉鎖された[1]。その後、糟屋郡新宮町に本社を置く株式会社ライフラインの運営で鶴の湯香椎店として2010年7月23日から同じ建物での営業を開始した。鶴の湯となってからはSUGOCAも使用できたが、こちらもまた、閉業したという。

もっとも、「照葉スパリゾート」なるスーパー銭湯があるにはあるが、かつて利用されていた塩化物泉自体はおそらく利用されていない。

香椎温泉旅館[編集]

かつて存在した香椎温泉旅館は、1930年12月、井上日召らが五・一五事件の事前の密議を行う際に使用したという[2]

また、松本清張が『点と線』を執筆した際に利用したとも言われるが[3]、そうでないとも言われる。

アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. 西日本新聞 2010年2月2日夕刊
  2. 事実調べ開始され劈頭・古賀中尉起つ - 神戸新聞 1933.7.25(昭和8)”. 神戸大学電子図書館システム. 2017年3月11日確認。
  3. 『点と線』舞台の町 香椎”. 香椎タウンストーリー. 2017年3月11日確認。