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青林堂
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概要[編集]
ガロ休刊以降、しばらく噂を聞かないと思っていたら。右翼系列の書籍を出す出版社になっている。
このため、漫画雑誌『ガロ』を出していた過去の青林堂を知る人にとっては、「同名異社」の格好となっている。
歴史[編集]
1961年(昭和36年)10月に設立。
創立者の長井勝一社長は貸本出版の文林堂時代から漫画に関わっていた。この頃縁があった漫画家たちが青林堂でも描いている。
『ガロ』は、初期の最盛期を過ぎると原稿料が出ない事で有名だが、それにもかかわらず既成の枠組みから外れたような個性的な漫画家がたくさん集まっていた。
一時期部数が低迷していたがサブカル路線に舵を切って盛り上がった。
しかし、デジタルガロ失敗により、首脳部と編集者の対立が深まり、分裂騒動を起こしてしまう。スピンアウトした社員たちは青林工芸社を作った。
大打撃を受けた青林堂だったが『ガロ』も復活し、めでたしめでたしと言いたいところだったが、首脳陣が変わって再び低迷し、ガロも21世紀初めに事実上廃刊した。
定期刊行物[編集]
月刊漫画『ガロ』
主要刊行物[編集]
『青林傑作シリーズ』『現代漫画家自選シリーズ』