霜取り列車
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霜取り列車(しもとりれっしゃ)とは、架線についた霜を取る列車のことである。
概要[編集]
寒い地域では、架線に霜が付着する。これによりパンタグラフと架線の間の通電が霜により遮断されたり、最悪の場合パンタグラフが破損することもあり得る。そのため、夜間に架線に霜がついた場合には一番列車のパンタグラフは危機にさらされる。これを防ぐため、特別に強靭なパンタグラフを持った車両を作り、霜取り列車と呼んだのである。
列車のパンタグラフは、通電しておらず[1][2]、強化パンタグラフが架線から霜をこそげ落とす事になる。
また、霜とパンタグラフがこすれ合うため、バチバチという音とともに青い火花が飛ぶ。
その他[編集]
以前は専用車両や事業用車両を使っていたが、最近は暇な使っていない車両を使う事もある。例えば、青梅線などでの211系長野車による霜取り列車やEF81による湖西カッターなどである。