霊山寺 (鳴門市)
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霊山寺 (りょうぜんじ)は徳島県鳴門市にある高野山真言宗の寺院である。四国八十八か所霊場の第一番札所である。「いちばんさん」といわれる。
来歴[編集]
縁起によれば天平年間(729年~748年)に聖武天皇の勅願寺として行基が開基したとされる。 弘法大師はこの寺で21日間の修行[1]を行い、釈迦如来を感得し、その姿を刻んで本尊としたとされる。天竺の霊山を日本に移したという意味で竺和山、霊山寺と命名されたとする[2]。 1582年(天正10年)、長宗我部元親の兵火により堂塔は全焼した。1891年(明治24年)は出火により本堂と多宝塔以外の堂宇を再び焼失した。多宝塔は応永年間(1394年〜1428年)に建立された。五智如来像を祀る。