障害者権利条約(しょうがいしゃけんりじょうやく)とは、障害者の権利を守り、差別を禁止するために国が取り組むべきことを定めた条約である。「私たち抜きに私たちのことを決めないで」を合言葉に障害者が参加して作り、2006年に国連総会で採択し、2008年に発効した。日本は障害者差別解消法の制定などを法整備したうえで、2014年に締結した。締約国は、2年以内に国内の政策を障害者権利委員会に報告し、その後に権利委員会が定期的に審査・勧告することになる。