障害者差別解消法(しょうがいしゃさべつかいしょうほう)とは、平成28年(2016年)に施行された日本の法律である。障害を理由とした不当な差別的対応を禁止し、国や地方自治体、事業者に過度な負担にならない範囲でサービスなどを提供する合理的配慮を求めている。一例として、車椅子に乗る障害者が段差を移動する際にスロープで補助するといったケースがあった場合、合理的配慮の義務付けは国や自治体のみで、民間事業者には努力を求めるだけとなっている。後にこれは改正法により民間事業者にも義務付けられるようになり、施行日は「公布から3年を超えない日」となっている。