降井家書院(ふるいけしょいん)とは、大阪府泉南郡熊取町大久保中2丁目6-13に存在する国指定の重要文化財である。
降井家とは、当地の豪族で、江戸時代後期の天保年間(1830年から1844年)に8500平方メートルの土地に、広間や書院、台所、土蔵、馬場などを設けた大屋敷を持っていたという。この書院は主屋に接続していたもので、江戸時代初期に建築されたと見られ、茅葺きの建物でかなり大きな書院である。
地方豪族の邸宅に付属する書院の好例として重要なものと見られており、そのため国から重要文化財に指定された。
アクセス[編集]