関東取締出役
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関東取締出役(かんとうとりしまりでやく、あるいは、しゅつやく)とは、江戸幕府の役職の1つである。
勘定奉行支配。代官所の手代や手付から選任された。
八州廻り(はっしゅうまわり)、八州取締役(はっしゅうとりしまりやく)のほうが役職名としては知られている。第11代征夷大将軍・徳川家斉の時代に治安の悪化から、文化2年(1805年)に関東地方の取り締まりを強化するために設置された役職で、天領や私領を問わずに強力な警察権を与えられて行使する許可を与えられた。いわゆる特高警察のような存在で、多くからは恐れられ、その特権ゆえに不正も多かったと言われている。