間宮林蔵記念館・生家

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間宮林蔵記念館・生家(まみやりんぞうきねんかん・せいか)とは、茨城県つくばみらい市上平柳64に存在する記念館、および民家である。

概要[編集]

筑波郡伊奈町の南西端、のどかな田園地帯にある記念館、生家である。間宮林蔵江戸時代後期に活躍した探検家で、建物は江戸時代の建築で屋根寄棟造り、茅葺である。昭和45年(1970年)に茨城県と当時の伊奈村の手によって修築されて復元された。茨城県の史跡に指定されている。

生家の南側に間宮林蔵の子孫の住む新しい住居が建っており、その一室に樺太探検の際に林蔵が使用したとされる測量くさり、天グラス、頭巾、石硯、手紙といった遺品や資料が展示されている。

小貝川沿いにある専称寺の境内には林蔵の記念碑と墓があり、墓は茨城県の史跡に指定されている。墓石は高さが50センチにも満たない小さなものである。これは江戸幕府から第1回目の樺太探検を命じられた際、生きて帰ることができないことを覚悟した林蔵が自ら建てたものと言われている。

基本事項[編集]