門司氏

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

門司氏(もじし/もんじし)とは、日本氏族武家である。

概要[編集]

豊前国企救郡門司(現在の福岡県北九州市)を発祥とする。鎌倉時代中期の寛元2年(1244年)、藤原親房が門司に所領を得たことが起源といわれるが、姓に関しては当初は下総氏を称していたという。南北朝時代に6つの家に大分裂し、南北朝にそれぞれが属して抗争した。室町時代には大内氏家臣となり、後に毛利氏の家臣となって、江戸時代には長州藩となった[1]

なお、豊後国大友能直の子・親房も門司姓を称した[1]

現在では北九州市から遠賀郡にかけて多く存在する姓である[1]

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. a b c 森岡「日本名字家系大事典」P551

参考文献[編集]