鉄の竜騎兵

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鉄の竜騎兵(てつのりゅうきへい)とは、松本零士原作のOVAザ・コクピット」の第3話である。

概要[編集]

  • 太平洋戦争で激戦が行われたレイテ島の草原に放置された錆びたバイクの物語である。
  • ハーレーに似ているがハーレーではない。日米開戦前の平和な時代に日本でライセンス生産されたハーレーのコピーで「陸王」と呼ばれるバイクである。
  • 陸王は悪路走破性能は自動車を遥かに上回っており、速度性能において陸王に勝てる乗り物は飛行機だけであり、陸軍から高く評価され、偵察や連絡などで活躍していた。

ストーリー[編集]

  • 太平洋戦争末期、第28独立野戦重砲連隊は敵に包囲されて撤退を余儀なくされる。
  • 撤退前に野戦砲を一発、敵陣地に撃ち込んだことが命取りとなり、千倍の報復砲撃を受け、同連隊はほぼ全滅する。
  • 報復砲撃があるに違いないと考え、穴に隠れていた古代一等兵らは生き残ることができる。
  • 生き残った古代一等兵のもとに、一人の少年兵がサイドカー付きのバイクに乗ってやってくる。カラケチル飛行場が米軍から攻撃を受けており、第28独立野戦重砲連隊に援軍を要請するためであった。
  • しかし、連隊はもうなくなっていたのである。
  • バイクで出発した2人は、ハーレーに乗ったアメリカ兵と遭遇。戦場で激しいバイクレースが行われる。

関連項目[編集]