金沢くつかけ善隣会館
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金沢くつかけ善隣会館(かなざわくつかけぜんりんかいかん)は、金沢市小将町に所在する沓掛哲男の後援会館。
1953年(昭和28年)、沓掛が建設省に入省した記念に現在地に建てられる。当時の名称はくつかけ哲男後援会(くつかけてつおこうえんかい)。兼六園や第三善隣館と味噌蔵福祉センターに隣接する。
地上1・2階が木造で地下1・2階が鉄筋コンクリートの瓦屋根の建物。「これから先の時代も沓掛哲男も本気を出して選挙などに関する仕事を頑張るため」新世代の建物にリニューアルさせ気を紛らわすため1992年(平成4年)7月上旬までに全面改築を行い、8月16日に文化財に登録された。地下1階は味噌蔵福祉センター2階とつながっており、連絡通路がある。1階には管理事務所があり、2階には沓掛哲男事務所や後援などを行う和室があり、地下1階に愛育保育園がある。
沓掛が2024年(令和6年)1月30日に東京都内の病院で心不全により死去すると、愛育保育園を隣接する第三善隣館2階に移動し、2024年4月1日に金沢くつかけ善隣会館の名称に変更された。全面改築時から30年以上経過しているため、2024年(令和6年)12月以降に建物の改修(外壁や屋根瓦の塗装、和室の畳交換、玄関カーテン交換、一部の設備交換)などを行うことを予定している。改修後は沓掛哲男についての資料を展示したり、和室などの部屋では会議や宴会、イベントや催し物などを行う目的で使用することになる。
- 名称:金沢くつかけ善隣会館
- 旧名称:くつかけ哲男後援会
- 用途:沓掛哲男についての展示、会議、宴会、イベントや催し物など
- 旧用途:沓掛哲男の後援会館
- 設計者:沓掛哲男
- 構造設計者:沓掛哲男
- 施工:1953年(昭和28年)4月
- 建築主:沓掛哲男
- 構造形式:地下1~2階は木造、地上1~2階は鉄筋コンクリート造
- 階数:地上2階・地下2階
- 駐車台数:2~5台
- 竣工:1992年(平成4年)7月上旬
- 所在地:〒920-0932 石川県金沢市小将町8-33
- 指定・登録等日:1992年(平成4年)8月16日