里見治
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里見 治(さとみ はじめ、1942年 - )は、日本の実業家・馬主。2021年よりセガサミーホールディングス代表取締役会長他、セガ取締役名誉会長、サミー代表取締役会長を兼任。
経歴[編集]
大学在学中に友人とゲーム機の販売会社を立ち上げ、後に自らゲーム機の開発を行う方針に転じる。1965年に父親の経営していた食品メーカーの商号を変更してアミューズメント部門を立ち上げ、クレーンゲームやアレンジボール機の開発・販売を行う。
1977年に会社が取引先の手形の不渡りのあおりを食って倒産。残った社員と共に関連会社のサミー工業を再建する形で事業を継続し、パチンコ・パチスロ機の開発・販売などで同社を業界大手に成長させた。
馬主としては中央競馬・地方競馬双方に馬主登録されており、冠名として頭につけるサトノと末尾につけるサミーを使用している。2017年からは馬主業を法人の株式会社サトミホースカンパニーへと移譲するも、2023年にサトミホースカンパニーは解散。法人名義の馬も全て個人名義へと変更されている。
良血馬を多数有し、GIレースに幾度も所有馬を出走させるも勝利に恵まれない期間が長く、「サトノの馬はGIを勝てない」というジンクスが蔓延っていた。しかし2016年にサトノダイヤモンド(ディープインパクト産駒)が菊花賞を制すると次々に所有馬がGIレースを制するようになった。