切手
（郵便切手から転送）
ナビゲーションに移動
検索に移動
切手（きって）とは、郵便料金を前払いしたことを示すための印刷物であり、郵便切手とも呼ばれる。
概要[編集]
切手とは切符手形（きっぷてがた）の略称である。バチカンのように切手販売が歳入源になっている国家もある。
日本国内の概要[編集]
現在の日本では、日本郵便株式会社[注 1]が切手を発行し、郵便局などを通じて販売している。なお、切手の印刷は国立印刷局が担当している。
切手は有価証券と言われることもあるが、日本の法律が定めた有価証券では無く、あくまでも郵便料金の支払いのために発効されるものである。
19世紀以前の旧式郵便、すなわち江戸時代の飛脚の制度では、料金は宅配便の着払いのように受取人払いが主流であり、この方式を差出人が前払いする新式郵便に変えるにあたり、切手が導入されることになった。
切手を貼った郵便物は、それを差し出した時点で「料金を前納した」と扱われることになるので、あらかじめ切手を買っておけば郵便物を差し出すたびに現金で料金を支払う手間が省けることになる。これにより、無人のポストからでも郵便物を差し出すことができ、広く郵便を利用しやすいものにしている。
関連項目[編集]
注[編集]
外部リンク[編集]
- 切手 - 日本郵便株式会社
- 公益財団法人日本郵趣協会
- スタマガネット - 株式会社郵趣サービス社
- 切手の博物館 - 財団法人切手の博物館
- 郵便切手のすべて−切手ができるまで−
- 郵便料金の移り変わり
- 行政区画変遷一覧表（更に充実「地名&消印」サイト）
- NPO法人日本郵便文化振興機構
- 一般社団法人全日本郵趣連合