遠地点(えんちてん)とは、地球の周りを公転する月や人工衛星などが、地球から最も遠ざかる点のこと。公転速度はここで最も遅くなる。
詳細は「遠日点」を参照
月の遠地点は、太陽との位置関係により太陽から受ける引力の大きさが変化するために、軌道が変化して離心率が変化することで、変化する。しかし、近地点ほどには変化しない。一番離れるのは新月や満月のころで約407000km、一番近づくのは半月のころで約405000km。