通貨交換協定

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

通貨交換協定(つうかこうかんきょうてい)とは、金融不安に伴う投資資金の国外流出や投機的な通貨売りなどに備え、各国の政府中央銀行などが外貨を融通する約束を交わす制度のことである。協定で定めた総額の範囲内で緊急時に実行する。

日本財務省インドネシアタイなどの当局と協定を締結しており、主にまたは米ドルと現地通貨を融通しあう。日本・中華人民共和国韓国東南アジア諸国連合ASEAN)加盟10カ国が2400億ドルの融通枠を設けた「チェンマイ・イニシアチブ」のように多国間の枠組みもある。

関連項目[編集]