足利 直義(あしかが ただよし、徳治元年(1306年) - 正平7年/文和元年2月26日(1352年3月12日))は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての武将。
足利尊氏の同母弟。尊氏と共に後醍醐天皇に味方し、建武の中興に参加した。室町幕府創設に尽力したが、後に高師直と対立して、尊氏とも決裂して、養子にした甥の直冬と共に南朝に寝返り、観応の擾乱を引き起こして尊氏に毒殺といわれる変死を遂げた。贈従二位、贈正二位。