赤穴八幡宮
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赤穴八幡宮(あかなはちまんぐう)とは、島根県飯石郡飯南町上赤名に存在する八幡宮である。
概要[編集]
赤名の西側の山裾に鎮座している八幡宮で、『出雲国風土記』に記載されている古社である。京都の石清水八幡宮を勧請したいわゆる出雲八幡八社の1つで、元の名は深野松尾神社(ふかのまつおじんじゃ)という。
正平23年/応安元年(1368年)、瀬戸山城主の赤穴春清が八幡宮を合祀し、赤穴八幡宮と改めたのが起源である。社宝には大鞆和気命、息長足姫、比売神の3神像があり、これは国の重要文化財に指定されている。胎内銘によると、嘉暦元年(1326年)に赤穴荘の地頭であった紀季実が仏師・慶覚に作らせたものとされており、境内の収蔵庫に安置されている。