赤城犬
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赤城犬(あかぎいぬ)は、群馬県原産の日本犬の一種である。元々の地犬と移入された柴犬系の2つの系統が存在する。
正系の赤城犬[編集]
元々の現地に存在した地犬。小さくとも四貫から五貫(15kg-18.75kg)ほど中型犬ほどの大きさである。また、赤城山の東から北部に掛けた地域にいた系統は、さらに大きかったとされる。
これらは徐々に個体数が減っていき、1932年(昭和7年)にマルという名の雄の17歳の老犬を最後に滅んだ。
信州柴犬系の赤城犬[編集]
現地に移入された信州柴犬の子孫であり、同系には川上犬や秩父犬などが属している。大きさは一般的な柴犬と同様の大きさであったと思われる。
この系統も柴犬に統括されたか、他犬種との混血により消滅したと考えられる。