赤い砂
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赤い砂とは、「悪魔の詩訳者殺人事件」において被害者の遺体に赤い砂が振りかけられていたことから生まれた言葉である。
概要[編集]
1991/07/12に、『悪魔の詩』の訳者である筑波大学の助教授の五十嵐一が、筑波キャンパスのエレベーターホールで死亡しているところを発見された。遺体には赤い砂が振りかけられていた。その手口は、イスラム式とされたが事件は公訴時効を迎えた。以来「赤い砂」はテロリズムの暗喩または隠喩となった。「匿名の犯行声明」ともいうべきものである。自己顕示欲との関連も考えうるが、動機をごまかすためとも考えられる。
その他の事件[編集]
草加次郎事件[編集]
1963 「草加次郎」名義で犯行声明を出した。
ゾディアック事件[編集]
1970 前後。犯人は王道十二宮(ゾディアック)のマークとその名前を用いて報道機関などに通報して暗号文を掲載するよう要求した。
グリコ・森永事件[編集]
(1984)
赤報隊事件(朝日新聞阪神支局襲撃事件)[編集]
(1987)
東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件[編集]
(1989~1990)「今田勇子」名義で犯行声明を出した。
神戸連続児童殺傷事件[編集]
(1997)「酒鬼薔薇聖斗」名義で犯行声明を出した。
シャルリー・エブド襲撃事件[編集]
(2015)「AQAP」名義で犯行声明。
人間生活との関わり・利用[編集]
その他[編集]
脚注[編集]
関連作品[編集]
- 筒井康隆『文学部唯野教授』