貯水池

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貯水池(ちょすいち)とは、人為的に目的を持って造られたのこと。豊水期の余剰水量を貯水し、渇水期のときに農作物(主に水稲)へのの安定的な供給のためにつくられている。

概要[編集]

人が人工的な池を造る理由は、古くは農作物(主に水稲)への水の安定的な供給であったが、現代では災害対策水力発電、工業用水、飲料水確保等多目的となり、池ではなくダムと一体になった人工湖が多くつくられるようになった[1]

災害対策[編集]

高地にある貯水池は豪雨の際に氾濫を起こすこともある。また、水難事故の可能性もあるので対策が必要である。

その他[編集]

水力発電用の調整池、逆調整池もある。

参考文献[編集]

  • 力武常次、都築嘉弘『チャート式シリーズ新物理ⅠB・Ⅱ』数研出版株式会社新制第11刷1998年4月1日発行
  • 矢野隆、大石隼人『発変電工学入門』森北出版株式会社2000年9月13日第1版第4刷発行

脚注[編集]

  1. コトバンク”. 貯水池. デジタル大辞泉の解説. 2016年12月12日確認。