親子丼

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親子丼(おやこどん)とは、鶏肉を(ときにタマネギなどを入れて)煮たものを玉締めして丼物の具としたものをいう。
親子鍋と云われる(調理器具としての)鍋があるが、玉子丼カツ丼にも使われるため、「親子丼にしか使えない(使わない)」わけではない。

概要[編集]

近年では輸入物の鶏肉も増えてきたため、「鶏肉には充分に火を通してください」と主張されがちだが、総じて蛋白質は加熱が過ぎると固くなりがちである。「玉子はゼッタイ半煮えのこと」というポリシーからいうと、「笹身が鶏わさでも食えるくらいの、国産の鮮度の高い鶏肉を使う」ことで解消すべきものだと思う。だいたいTKGだって、流通事情の悪い海外の人にとっては、正気の沙汰とは思えないらしい。
調理法としては、あらかじめ麺つゆ(かけそば程度の濃度)で玉葱などを煮て火を通し、そこに鶏肉を入れてほどよく煮えたところに箸で切るように溶いた玉子の白身部分を入れ、白身が煮えかかったところに残りの(黄身部分の)玉子を掛けて、蓋をして火を弱火にして蒸らす。
これを丼飯に載せて、好みで天盛りとして三つ葉(芹でもよい)を散らすと完成である。なお、三つ葉や芹の茎部分は白身とともに火を通してもよい。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

脚注[編集]