荏原 義宗(えばら よしむね、寛喜3年(1231年) - ?)は、鎌倉時代の地頭。
寛喜3年(1231年)に生まれる。宗尊親王に仕え左衛門尉に任ぜられた。正元元年(1259年)に武蔵国荏原郷の地頭となり、口分田四反をうけ中延に居館を構えた。付近には氏神として中延八幡宮を勧請した。はじめ蘭渓道隆のもとで参禅したが、弘長元年(1261年)ころに、池上宗仲、四条頼基などとともに日蓮の信徒になったといわれる。子に朗慶がいる。