苫小牧駅

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苫小牧駅(とまこまいえき)は、北海道苫小牧市にあるJR北海道の駅である。

概要[編集]

当駅は室蘭本線の所属駅で日高本線の起点駅でもあり、苫小牧運転所も併設するターミナル駅であり、旅客列車が全て停車する。 電車の夜間停泊も当駅で行われる。

なお当駅を発着する列車の半数近く占める札幌行きの千歳線の列車はお隣の沼ノ端から千歳線に入るため、当駅は正確に言うと千歳線の駅ではない。ただ、面倒でわかりづらいのか苫小牧発車後も千歳線の列車は全て「この列車は千歳線・・・」と旅客上は案内される。

また、室蘭線では民営化後長年当駅を境に普通列車は運転系統が分かれており、1往復を除き当駅を超えて札幌方面にお運転する列車はなく、当駅以東は日中毎時1~2本の電車、当駅以西はディーゼルカーで本数がほぼ半減していた。しかし、2023年のダイヤ改正で当駅以西をほぼ737系で電車化したうえ、発着する東室蘭行きをわずかながら増発。さらに2024年のダイヤ改正では大幅な変更が行われ、日中の時間帯では千歳駅が運転系統の拠点となった。

札幌駅でもよく見かける行先だが、駅周辺は意外と何もなく、潰れたショッピングモールが鎮座しているのみである。ただ少し距離を延ばせば市役所といった施設がある。一応苫小牧市も頑張って活性化の為に計画をしている。

駅構造[編集]

橋上駅舎の有人駅。みどりの窓口もある。2面4線の構造。中線を有し、たまに貨物列車が通過する。主に発着する方面などは書いていないが、日高線の列車は全ての列車が1番線を使用。1番線は追分方面から到着した列車の到着ホームとしても使われる。室蘭線(追分方面)は2・4番線を主に使用。白老方面は2・4番線が中心。千歳線の列車は1番線以外のほとんどが使われる。特急列車は例外なく2・3番線から発着。

また、駅北側には大量の側線があり、一時期はキハ143や余剰となったH100が留置されていた。基本的に手前側3線が電車停泊、奥側が気動車。