芹沢長介記念東北陶磁文化館(せりざわちょうすけきねんとうほくとうじぶんかかん)とは、宮城県加美郡加美町字町裏64番地にかつて存在した記念館である。
昭和62年(1987年)に考古学者の芹沢長介から東北地方の近世陶器コレクションおよそ1000点の寄贈を受けて、これを記念して公開するために、旧中新田町が開設した記念館である。
なお、この記念館には大正時代の酒蔵を利用した展示室もあり、「三彩桔梗皿」などが展示されていた。
令和3年(2021年)5月30日、記念館の老朽化と東日本大震災による展示品への被害などを理由に閉館した。