芦田城

芦田城（あしだじょう）とは、現在の長野県北佐久郡立科町大字茂田井373にかつて存在した日本の城である。別名を木の宮城。

概要

信濃国に存在した山城の一つで、武田信玄が信濃侵攻を開始した頃には芦田信守が城主だった。信守は信玄に抗戦したが敗れて降伏し、その家臣となって以後は多くの戦功を挙げた。信守の嫡男が名将・依田信蕃である。

信守は後により守備力の高い春日城に居城を移したので、それをもってこの城は廃城になったと考えられる。

現在、城跡は依田神社の境内となっているが、石垣や土塁などが残っており、山頂の本丸を中心とした輪郭式の縄張りが確認できる。

アクセス

• JR長野新幹線・佐久平駅から千曲バス・中山道線に乗り「古町口」バス停下車、徒歩で約15分。
• 上信越道佐久IC、小諸ICより車で約50分。