習熟度別学習

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習熟度別学習(しゅうじゅくどべつがくしゅう)とは、学校などの授業で、児童・生徒の習熟度に応じてクラスを分け、習熟度に応じた授業進行を行うものである。

概要[編集]

日本[編集]

新年度の最初の授業で児童・生徒の習熟度を調べるための小テストを行い、その結果に応じてクラスを習熟度合いが低いもの・高いものなどに分け、教室も分けて授業を行う。

公立学校で習熟度別学習が行われるのは算数/数学・英語が多い。これは教員の人数に限りがあるのと最下位クラスでは学習指導要領に則った授業が難しいのが理由とされる。また児童・生徒にいたずらに劣等感を与えないよう、クラス名から優劣は分からないようにしている。

アメリカ[編集]

アメリカのハイスクールは、生徒が授業毎に教室を移動することが常なので、習熟度に応じた選択科目にすることで、対処することが多い。
なお、上級学校への進学には、大学が指定する科目の単位修得が必要なことがあり、高クラスの科目の修得が必要な場合が生じる。

関連項目[編集]

  • 飛び級
  • 過年度生 - 大学入試においては予備校で浪人することで、ある意味習熟度別学習となっている他、予備校内も習熟度別クラス編成になっている。