羽林

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

羽林(うりん)は、中国三国時代の将軍の官位である。

概要[編集]

羽林」とは「国の羽翼となり、林の盛んなるごとし」の意味である[1]前漢武帝の時代に皇帝を守護する近衛兵として設置され、後漢では中郎将を置いて羽林を統括した[1]では都監(とかん)に統括させている[1]。属官に羽林郎、羽左右の監などがおり、光禄勲府に属した[1]

その他[編集]

日本でも近衛府の通称(唐名)に用いられた。

脚注[編集]

  1. a b c d 中国の思想刊行委員会『三国志全人名事典』徳間書店、1994年、407頁

参考文献[編集]