統合型リゾート施設

統合型リゾート施設（とうごうがたリゾートしせつ）とは、カジノや国際会議場、ホテル、劇場などを一体的に整備した巨大集客施設のことである。IRともいう。日本は平成30年（2018年）7月までは公営ギャンブルしか認めていなかったが、この時をもってIR整備法が成立してカジノが解禁された。これにより、カジノ誘致を希望する都道府県や政令指定都市は事業者と共に計画を提出し、国の有識者委員会が審査し、最大3か所を選ぶ。審査基準は雇用創出への貢献度、交通の利便性、ギャンブル依存症対策など、日本政府は2021年1月4日から7月30日まで計画提出を受け付ける案を公表しており、開業は2020年代半ばの見通しである。