紅生姜
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紅生姜(べにしょうが)とは、漬物の一つ。
概要[編集]
新生姜をスライスしたものを甘酢漬けにしたもの(寿司店でいう、いわゆる「ガリ」)を繊切りにして食紅で染めたものをいう。ただし、食感に配慮して、独自の進化を遂げている模様である。近年では、「紅生姜のかき揚げ」などもある。
用途[編集]
かつては福神漬・花辣韭・刻みピクルスと並んでカレーライスに添えられていたが、牛丼・焼きそば・たこ焼き・お好み焼きなどに添えられるようになった。おそらくは「食紅で真っ赤に染める」というのがB級感とマッチしたと思われる。
近年ではガリとの差別化が行われ、食感を強調するために固く太くなっているように見受けられる。
家庭での作り方[編集]
新生姜が出回りはじめたころに、スライサーなどで薄切りにし(皮は剥く必要はないが、見映えのために剥くこともある)、甘酢(食酢と味醂を同割りにしたもの。アルコールが気になる人は、味醂は煮切ってもよい)に漬ければ、いわゆる「ガリ」ができる。これを食紅で染めれば紅生姜になるが、「酸味と甘みが強すぎる」と思う人も多いかもしれない。そのあたりは適宜調整されたい。