糟井裕之
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自衛艦隊司令官に着任した糟井海将 | |
生誕 | 1963年1月15日(61歳) 日本 愛知県 |
所属組織 | 海上自衛隊 |
軍歴 | 1985年 - 2020年 |
最終階級 | 海将 |
除隊後 | 三菱重工業株式会社顧問 |
糟井 裕之(かすい ひろゆき、1963年(昭和38年)1月15日 - )は日本の海上自衛官である。第50代自衛艦隊司令官(海将)。
東日本大震災[編集]
ヒストリーチャンネル放送の『指揮官たちの決断「東日本大震災と自衛隊」 2011年3月11日そのとき自衛隊の指揮官は、いかに行動したか!』によると、第1護衛隊群司令在任時に発生した東日本大震災においては、災害派遣のため、隷下部隊を率いて被災地入りし「とにかく救助優先。多少の被害があってもいいから行け」と下令した。護衛艦で近づけない瓦礫で一杯になった海岸には内火艇で接近、内火艇でも近付けない陸地に近いところにはヘリコプターを集中投入し人命救助にあたった。糟井の救助にかける意気込みと熱意は凄まじいものがあり、一番酷い内火艇は瓦礫に当たって浸水したり、夕闇迫る中ヘリを飛ばし続けてぎりぎりまで粘る糟井に自衛艦隊司令部から「もうストップしろ」と指示が来る程だったという。