竜門の滝
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竜門の滝(りゅうもんのたき)は、大分県玖珠郡九重町の松木川にかかる滝である。
概要[編集]
瑞巌寺磨崖仏から松木川沿いに北東へ2キロ余り入ったところの、吉祥山竜門寺の境内にある滝で、高さはおよそ20メートル、幅は40メートル余りの2段滝である。
鎌倉時代中期に南宋から渡来した高僧・蘭渓道隆が、自国の黄河上流の竜門に似ていることから、この滝を竜門の滝と命名した。その後、道隆は滝の傍らに禅堂を立てて竜門寺と名付けたという。この寺は天正年間(1573年 ‐ 1592年)に兵火により焼失して廃絶し、江戸時代中期の宝暦年間(1751年 ‐ 1763年)に再興されたのが、現在の竜門寺である。