穆 順(ぼく じゅん)は、中国の小説である『三国志演義』の登場人物である。
『三国志演義』第66回で登場する宦官で[1]、献帝の皇后である伏皇后が曹操の専横に憤って曹操打倒の密書を託した人物である。皇后の父親である伏完と連絡を取り合い、密書を髪の中に隠して連絡を取り合うが曹操に見抜かれて逮捕されて拷問を受ける。しかし拷問でも白状しなかった。曹操により計画が露見すると皇后や伏完ら一族と共に処刑された。