社会的養護(しゃかいてきようご)とは、両親の死亡や経済的な事情、虐待などの理由で、家族と暮らすのが困難な子供を公的責任で社会が養育する仕組みのことである。児童養護施設への施設入所が最も多く、他に里親や小規模で複数人を育てるファミリーホームなどがある。児童福祉法に基づいて対象は原則18歳までで、児童養護施設出身者のおよそ6割は高校卒業後に就職している。