磁気乗車券(じきじょうしゃけん)とは、列車乗車に係る情報を磁気データで記録した乗車券(切符)。
従前の厚紙による切符に替え、自動改札機導入による省人化、改札の迅速化、複数駅での乗降データの共有化を目的に1980年代後半以降、各地の鉄道会社に急速に普及。交通系ICカードが普及しても、単発的な利用者が使用していた。
しかし、QRコードの普及と相俟って、関東の有力な鉄道事業者が2025年以降に磁気乗車券を廃止し、QRコード乗車券に移行することを発表した。