サブマシンガン

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短機関銃から転送)
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サブマシンガンとは拳銃弾を発射する小型の機関銃のことである。

アサルトライフルとの違い[編集]

サブマシンガンは拳銃弾を使用するが、アサルトライフルは小銃弾を使用する。

特徴[編集]

多量の銃弾をばら蒔くので威嚇の効果は高いが、発射の反動で銃の向きは変わってしまうためフルオートでは非常に命中しにくい。接近戦での火力は散弾銃よりも劣る。

歴史[編集]

第一次世界大戦で、敵の塹壕に突入して戦うとき、小銃は大き過ぎ、拳銃では頼りないことから、ドイツはサブマシンガンを使用した。

ボルトアクションやセミオートの小銃が主流だった第二次大戦では、連射性に優れたサブマシンガンは多用された。

戦後、サブマシンガン並に連射のできるアサルトライフルが普及し、サブマシンガンは不要となりかけた。

その他[編集]

サブマシンガンはアサルトライフルと比較すると中途半端な武器である。しかし、装弾数、連射性能、セミオートで使用した場合の命中制度、射程距離など殆どの面で拳銃を大きく上回っている。また、威力が強すぎないために二次的な被害が起こりにくい。これらのことからサブマシンガンは、軍用よりも警察用に適しており、現在では警察用として使われるようになってきている。

日本語では何と訳すか[編集]

短機関銃(たんきかんじゅう)と訳されるのが普通だが、ドイツ語の「マシーネンピストーレ」から直訳するならば自衛隊用語の「機関拳銃」が適訳である。軽機関銃はサブマシンガンとは別の火器である。

動画[編集]

YouTube 動画リンク

https://youtube.com/shorts/fmS1G_dhE10?si=Z2e8s0bvaInqAxVa

サブマシンガンを活用した例[編集]

冬戦争でソ連の大軍がフィンランド軍に突撃してきたとき、史上最強のスナイパー、シモ・ヘイヘは、「装弾数の少ないボルトアクション式の小銃では対応できない」と判断。武器をサブマシンガンに持ち変えて大戦果を上げている。サブマシンガンは射程距離や命中精度では小銃に劣るが、小銃に次ぐ射程距離や命中精度を有しているのである。