騎兵銃
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騎兵銃(きへいじゅう)は、馬上での使用を容易にするために、歩兵銃(小銃)よりもやや短く作られた銃である。カービン(英:Carbine)とも呼ばれる。
概要[編集]
軍隊が馬を使わなくなった近代では、軍用車輌や軍用機の乗員が使用する。だが狭い戦闘機内に持ち込むには騎兵銃でも大きすぎるので、戦闘機には拳銃程度しか持ち込めない。
互換性を持たせるために小銃と同じ弾を使用できるように作られるのが普通である。
銃身が短いため威力や命中精度は小銃にやや劣る。
日本軍の三八式騎兵銃は三八式歩兵銃を短くしたものだが、三八式歩兵銃の銃身が必要以上に長く造られているために、銃身を短くした三八式騎兵銃でも威力や命中精度は殆ど変わらないという。銃身が必要以上に長く造られていたのはコサック騎兵との白兵戦を想定していたためだという。
その他[編集]
軍用機が被弾して敵地に不時着、騎兵銃もなく身を守る武器は拳銃一丁というのは頼りない。サブマシンガンくらいは欲しいところである。このような場合、アサルトライフルに近い性能を持ったP90やMP7が最適である。