矢倉久泰
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矢倉 久泰(やぐら ひさやす、1940年 - )は、教育ジャーナリスト。元・毎日新聞論説委員(教育問題担当)[1]。
略歴[編集]
大阪府生まれ。1962年大阪大学法学部卒業、毎日新聞社に入社。1978年時点で特別報道部副部長[2]。のち生活家庭部編集委員を経て、1990年論説委員[3]。障害児を普通学校へ全国連絡会会員、子どもの権利条約総合研究所会員、子どもの育ちと法制度を考える21世紀市民の会会員[1]。元文部省「学校図書館の充実等に関する調査研究協力者会議」委員、日教組高校改革プロジェクトチーム委員[4]。
1998年東久留米市社会福祉協議会が設置した「民間福祉オンブズパーソン調査会」会長[5]。2000年~2018年「NPO法人東久留米福祉オンブズの会」理事長[6]。同会は2000年に東久留米市社会福祉協議会が任意団体「東久留米民間福祉オンブズパーソン組織委員会」として設立し、2003年に「東久留米福祉オンブズの会」、2009年に「NPO法人東久留米福祉オンブズの会」と改称した[5][7]。
著書[編集]
- 『学歴社会』(教育社[入門新書 時事問題解説]、1978年)
- 『教師という職業』(望月宗明共著、三一書房[三一新書]、1979年)
- 『教師になるには』(板垣雅夫共編著、ぺりかん社[なるにはBooks]、1979年)
- 『いじめは、なくなる――問題を解決するのはきみ自身だ』(原作、吉森みき男構成、エム・アイ・エー[パラゴンブックス]、1986年)
- 『偏差値――"教育天国"日本の妖怪』(教育社[入門新書 時事問題解説]、1986年)
- 『15歳のハードル高校入試はいま』(山崎政人共著、国土社、1989年)
- 『親子で読もうよ「子どもの権利条約」――テーマ子どもの権利』(ジャパンマシニスト社[「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」ブックレット]、1995年)
- 『あなたは死刑を宣告できますか――憲法違反の裁判員制度を断罪する』(石川多加子共編著、国民教育文化総合研究所編集、アドバンテージサーバー、2008年)
- 『憲法から大学の現在を問う』(石川多加子、高木敏和、西島建男共著、永井憲一監修、勁草書房、2011年)
- 『僕は僕でよかったんだ――学校に行かなかった32人との再会』(奥地圭子共著、東京シューレ編、東京シューレ出版、2012年)
- 『手は精神の出口――紅会創始者齊藤磬の志』(日本刺繡紅会、2016年)
出典[編集]
- ↑ a b 僕は僕でよかったんだ / 奥地 圭子/矢倉 久泰【著】/東京シューレ【編】 紀伊國屋書店ウェブストア
- ↑ 矢倉久泰『学歴社会』教育社、1978年
- ↑ 日本新聞協会編『日本新聞年鑑 ’94/’95年版』電通、1994年
- ↑ 第9回フォーラム石川 いま、なぜ「教育基本法」か 石川県平和運動センター
- ↑ a b 介護保険制度における苦情処理体制等の在り方に関する調査研究結果報告書 日本財団図書館
- ↑ 東久留米福祉オンブズの会、解散へ 8月末の総会で正式決定 NPO11年の活動に幕 ひばりタイムス(2020年7月7日)
- ↑ ●本会の歴史 NPO法人東久留米福祉オンブズの会(2009年8月14日)