真鶴サボテンランド

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真鶴サボテンランド(まなづるサボテンランド)は、かつて神奈川県足柄下郡真鶴町に存在した小田急テーマパークである。現在は町営の「お林展望公園」として無料開放され芝生主体の広場となっている。

概要[編集]

真鶴半島の先端部の絶壁の上に開かれたおよそ7000平方メートルの大サボテン園で、4つのドーム型大温室にメキシコ南米から輸入したサボテン、アフリカからの熱帯植物が植栽されていた。白紅山、金環飾などの珍種も多く存在し、その数は2500種、3万点に及んでいた。他にも園内には、雉や錦鶏鳥を放し飼いにした野鳥園をはじめ、小動物園、ちびっこ広場、メキシコ物産館、レストランなどがあった。

しかし、入場者数の減少などにより、平成15年(2003年7月にはちびっ子広場などが閉鎖、平成16年(2004年1月5日に閉園した。

約1年後の2005年4月23日に「お林展望公園」として開園。温室や動物飼育、遊具はなくなっている。約3万点あったとされるサボテン類は閉園前、来場者に売却するなどで殆どが処分され、柱サボテンリュウゼツランヤシなど移動できなかった数種のみが当時の面影を残している。