真奥貞夫

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真奥 貞夫(まお さだお)とは、ライトノベル『はたらく魔王さま!』に登場する架空の人物である。魔王としての名前は「サタン・ジャコブ」。

設定[編集]

声:ドラマCD:松本忍 / テレビアニメ:逢坂良太

概要[編集]

本作の主人公。殺伐としていた魔界を統一して魔王となる。そして、魔王軍を率いてエンテ・イスラを征服しようとするが、勇者エミリアの反撃にあい、敗退。異世界である日本に撤退を強いられる。日本につくと、悪魔の姿から人間の姿に戻ってしまうなど、魔力の大半を喪失。真奥貞夫の名前で戸籍を手に入れ、芦屋四郎と共にヴィラ・ローザ笹塚201号で暮らしながら、エンテ・イスラに戻り、再び世界征服をしようと決意する。

マグロナルド幡ヶ谷駅前店のアルバイト店員となってからは、正社員を目指して日々働いている。店長である木崎真弓を尊敬しており、頭が上がらない。店では、木崎も認めるほどの優秀な仕事ぶりを披露している。魔王なだけあり、接客においてもきめ細かい気配りができている。また、エンテ・イスラから日本に来て、すぐに日本語た日本の社会を理解して、英語を習得するなど適応力に優れている。常に仕事に対して勤勉ではあるが、恵美がマグロナルド幡ヶ谷店で一緒に働いたときには、仕事を拒否しようとした。

基本的に仲間を傷つけようとする相手以外には寛容。また、仲間を大事にしており、同じマグロナルドの店員の佐々木千穂が捕まった際には、何度も助け出している。また、一度は裏切ったルシフェルも、再び自分の部下として扱っており、基本的に仲間を見捨てることはしない。

自分に向けられる好意や女心というものには、疎いところがあり、芦屋に注意されるほどである。そのため、自分に好意を抱く千穂のことを怒らせてしまうことがある。だが、自分以外に向けられている好意のことは分かるようで、鈴木梨香が芦屋に好意を寄せていることは、一発で見抜いている。

恵美に対しては、勇者と魔王という立場上、喧嘩をしつつも嫌悪感は抱いていない。また、自分のことをぱぱと呼ぶアラス・ラムスを娘として溺愛するようになると、恵美をままと慕うアラス・ラムスを挟んで、微妙な距離感となっていく。恵美がエンテ・イスラにて行方不明になった時は、最初は助けに行くのを躊躇するも、結局は鎌月鈴乃と共に助けに行っている。本人は恵美を気にかけていることを否定するも、無意識に恵美のことを理解している発言を周囲にしていたりする。

現在は、エンテ・イスラに力でもって攻め入ったことは、間違いだったと思っているようで、根本的に魔界を変えてエンテ・イスラと関わっていかなければいけないと考えている。その責任は自分にあるとするが、もし自分より優れた人物が魔界を率いていくならば、自分を押しのけるだけと割り切っている。

魔界[編集]

魔界では、元々弱小種族であり、力だけが武器な魔族に大怪我を負わされ、両親も殺害されている。そこで涙を流していたところを、天使ライラに助けられ、様々な知識を教えられる。その知識をもって、カミーオを始めとする仲間を大勢引き入れる。自身も魔界の中ではトップクラスの戦闘力を手に入れて、勢力を拡大して魔界を統一することに成功する。

はたらく魔王さま! ハイスクール![編集]

スピンオフの『はたらく魔王さま! ハイスクール!』では、高校生となって生徒会長を目指している。事務室にて芦屋四郎と、購買部でバイトをしながら貧乏学生生活を送っている。後に自分を慕うアラス・ラムスの学費などを負担して一緒に通うことになる。

外部リンク[編集]