漆原半蔵

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漆原 半蔵(うるしはら はんぞう)とは、ライトノベル『はたらく魔王さま!』に登場する架空の人物である。エンテ・イスラでの名前はルシフェル

設定[編集]

声優:下野紘

概要[編集]

元天使にして、魔王軍配下の悪魔大元帥にして魔王軍四天王。かつては、天界で最も神に近い存在と評され、「暁の子」と言われていた。大天使筆頭だったが、天界で暇を持て余して何もすることがなかったため、堕天使となって魔王の配下につく。エンテ・イスラ侵攻の際は、教会の影響力が強く天界が信仰されていたこともあり、元天使ということで西大陸の侵攻を担当していた。後に、勇者であるエミリアに四天王として最初に倒されたと思われていたが、オルバ・メイヤーの助力もあり、生き残っていた。

エミリア率いる勇者側が魔王軍を壊滅状態に追い込んだことで、居場所がなくなり、天界に戻るためにオルバと組んで、日本で暮らしていた勇者エミリアこと遊佐恵美、魔王サタンこと真奥貞夫を葬り去ろうとするも、自身の失策で魔王が魔力を取り戻してしまったことで失敗。強盗による指名手配で行く場所がなくなっていたところをパソコンの腕を買われて、ヴィラ・ローザ笹塚201号で真奥、芦屋四郎と同居することになる。

前述の理由で表に出られないため、家で半ばニートのような生活を送っている。さらには、1日中パソコンを使っていて家事の手伝いをすることもほとんどない。また、クレジットカードを使ってネット通販をして家計を圧迫しているため、周囲の反応は冷たく、ウルシバカなどと呼ばれていたりする。そのためかピクシブ百科事典では、ニート堕天使[1]なる記事ができていたりする。

日常生活ではほとんど役に立たない存在であるものの、大天使長候補筆頭だったという実力は本物らしく、全盛期は相当な実力を保有していたらしい。現在では、真奥や遊佐と比べると戦闘力では劣るものの、飛翔能力では遊佐を凌いでいたり、魔力と聖法気を使うことが出来るなど決して弱いわけではない。また、かつての経歴から天兵連隊などの下級天使は逆らうことができない。

真奥がエンテ・イスラに一時帰還している間には、入院してしまっている。

カミーオに呼び捨てにされるなど、悪魔の部下からの信望は低い。また、我儘で皮肉めいた普段の言動などもあって、佐々木千穂に冷たい態度をとられてしまう唯一のメインキャラクターでもある。最近では、ニートであることに開き直っている節がある。アラス・ラムスには好かれており、周囲が冷たい態度をとると庇おうとする。猫アレルギーの持ち主。

現在の魔王である真奥以外の昔存在したサタンと面識があり、千穂や恵美の何百倍も生きていることから、相当な年齢を重ねていると思われるが、実年齢は不明(少なくともメインキャラクターの中では一番年上と思われる)。戸籍上では18歳となっており、真奥の扶養対象となっている。

はたらく魔王さま! ハイスクール![編集]

スピンオフの『はたらく魔王さま! ハイスクール!』では、生徒会長となっている。

脚注[編集]

外部リンク[編集]