鎌月鈴乃

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鎌月 鈴乃(かまづき すずの)とは、ライトノベル『はたらく魔王さま!』に登場する架空の人物である。エンテ・イスラ世界での名前はクレスティア・ベル

設定[編集]

声優:伊藤かな恵
年齢:不明(20代)

概要[編集]

エンテ・イスラの大法神教会訂教審議会筆頭審問官。聖職者ではあるが、教会における宗教と政治における役割を分けて考えるなど、現実主義的な面がある。国の安定のために、時には殺人をも行う異端審問をしていたことなどから、「デスサイズ・ベル」とも呼ばれている。しかし、そんな別名とは裏腹に異端審問を行うことに対しては、当時から葛藤もあった。

元々は、現在の教会の在り方に疑問を持ち、教会の改革を推し進めるためにも、魔王である真奥貞夫を抹殺して勇者である遊佐恵美をエンテイスラに連れて帰り、教会の在り方を変えようとしていた。そのために、真奥の住むアパートの隣の部屋に引っ越してきた。しかし、今まで自分の信じてきたことが揺らいできたなどしたため、自身の計画を断念。質屋で換金した資金で日本に滞在することになる。

聖職者ということもあって天使に対しては敬語を話すが、自身の信念と相反する行いを天使がしていているため、徐々に敬意をはらわなくなってきている。佐々木千穂に対しては、当初はエンテ・イスラの事情に巻き込まないためにも記憶を消去するべきだと考えていたが、千穂の決意や遊佐の考えなどを知っていくうちに、千穂の理解者の一人となる。立場上、悪魔たちには厳しい態度をとるものの、段々と頭ごなしに否定することはなくなってきている。また、時と場合によっては、悪魔である真奥たちにも協力を求める。

周囲が楽観主義をすることが多いためか、自身はしっかりしようとする苦労人の面がある。ただ、日本における一般常識に疎かったりするなどの天然な面も持ち合わせており、真奥たちに呆れられたりすることもある。一応、日本に来る前に一般常識については、調べていたようだが、時代劇などを参考にいたためか、ずれていたりすることがたびたびある。

和解後は遊佐とは協力することが多い。なお、遊佐と同じく、千穂の胸をダイレクトに見てしまうと、自身の胸の大きさについて悩んでしまう。なお、日本にやってきたからは和服ばっかり着ている。そのため、初めて遊佐に会ったときには和服美人だと思われていたと同時に、胸は自分と同じくらいの大きさだと安心されていたりする。原作11巻において、マグロナルドで行われた恵美と千穂の誕生日を祝うパーティにて、初めて洋服を着た姿が確認された。

うどんにこだわりがあるようで、エンテ・イスラ遠征にもうどんを持っていこうとしていたりする。なお、エンテ・イスラ遠征に必要と考えて原付の免許を取得している。エンテ・イスラの旅の途中、人間として初めて真奥の魔王としての想いを聞いた人間となる。その際、自分が真奥に対して抱えていた思いも理解し、胸の内に忍ばせた。

はたらく魔王さま! ハイスクール![編集]

スピンオフの『はたらく魔王さま! ハイスクール!』では、真奥達と同じ高校に通う後輩の1年生となって登場している。本編と同様に制服を着ずに、和服を着用して登校しており、食堂にてうどんを売っている。

外部リンク[編集]