芦屋四郎
芦屋 四郎(あしや しろう)とは、ライトノベル『はたらく魔王さま!』に登場する架空の人物である。魔王としての名前は「アルシエル」。
設定[編集]
概要[編集]
人物像[編集]
悪魔大元帥で魔王軍の中でも知将として知られている。サタンとは、元々は友好関係にあったわけではないが、現在は魔王軍四天王の1人として、魔王であるサタンに絶対の忠誠を誓っている。魔王軍の中でも防御力はトップクラスであり、念動力によって相手を攻撃する。
エンテ・イスラ侵攻では東大陸を制圧し、虐殺などを行わず他の大陸よりもスムーズに制圧した。しかし、エミリアの反撃により東大陸を放棄。中央大陸まで戻り、真奥と共に異世界である日本に撤退することになる。
日本においては、専ら主夫をしており、家事能力は非常に高い。家計を担当しており、無駄遣いは許さないが、真奥が佐々木千穂とデートするときには、服を買うためのお金を出すなど、いざというときにはへそくりを出したりして工面している。ネットショッピングなどで家計を浪費する漆原半蔵に対する態度は辛辣なことが多い。
普段から体力を使うことをしていないせいか、鎌月鈴乃のもってきた聖法気入りのうどんを食べて夏バテしてしまったことがある。
仕事になるほどの英会話能力があるが、人間の役に立つのが嫌らしく、短期バイト以上のことはしていない。そういったこともあるのか、基本的にエンテ・イスラからきた人間に対しては友好的な態度は示さない。しかし、食事を差し入れてくれる人に対しては友好的な態度を示しており、千穂に対して悪魔大元帥にならないかと誘いをかけたこともある。また、鈴木梨香に対しても敵対的な態度はとっておらず、人間相手でも信頼できる相手に対しては、それなりの態度で接している。
本人は気づいていないが、梨香に好意を抱かれている。真奥にはすぐに見抜かれていたりと、周りはそのことに気づいている。真奥の知らないところで距離が縮まっていた模様。また、長らく携帯電話は所持していなかったが、梨香の勧めにより、携帯電話を購入している。後に自分が異世界から来たと梨香にばれた後に、天界からやってきたガブリエルらにエンテ・イスラに連れ去られてしまう。
エンテ・イスラに連れ去られた後に、知将と呼ばれた実力を発揮して状況を把握。天界の思惑通りに動くしか、事態を打開するすべがないと理解して、真奥が自分の真意をくみ取ってこちら側の世界にやってくるまで、天使たちの思惑通りに動くことを決めた。そのことで、真奥が城までやってくるまでの時間稼ぎをすることに成功した。
戸籍上の年齢は20歳としているが、実年齢は1500歳を超えている。
はたらく魔王さま! ハイスクール![編集]
スピンオフの『はたらく魔王さま! ハイスクール!』では、学校の事務員となっており、高校生となって生徒会長にを目指している真奥のことをサポートしている。機械系はダメらしく、原作以上にギャグ寄りの性格になっている。また、犬耳と尻尾が描かれたコミカルな描写で描かれることもある。