田中拓道

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田中 拓道(たなか たくじ。1971年 - )は、政治学者。一橋大学大学院社会学研究科教授。専門は政治理論、比較政治[1]

兵庫県生まれ[1]。1994年国際基督教大学教養学部社会科学科卒業。2000年フランス社会科学高等研究院政治学科DEA課程修了。2001年北海道大学法学研究科博士後期課程単位取得退学[2]。2003年「福祉国家の思想的源流 : 19世紀フランスの社会経済学・共和主義・連帯主義」で北海道大学より博士(法学)を取得[3]。2004年北海道大学大学院法学研究科講師、2006年新潟大学法学部助教授、2007年准教授、2010年一橋大学大学院社会学研究科准教授、2015年教授[2]

2007年5月『貧困と共和国――社会的連帯の誕生』(人文書院、2006年)で社会政策学会奨励賞を受賞。2018年1月『福祉政治史――格差に抗するデモクラシー』(勁草書房、2017年)で損保ジャパン日本興亜福祉財団賞を受賞[2]

著書[編集]

  • 『貧困と共和国――社会的連帯の誕生』(人文書院、2006年)
  • 『よい社会の探求――労働・自己・相互性』(風行社[選書「風のビブリオ」]、2014年)
  • 『承認――社会哲学と社会政策の対話』(編、法政大学出版局、2016年)
  • 『福祉政治史――格差に抗するデモクラシー』(勁草書房、2017年)
  • 『政治経済学――グローバル化時代の国家と市場』(近藤正基、矢内勇生、上川龍之進共著、有斐閣[有斐閣ストゥディア]、2020年)
  • 『リベラルとは何か――17世紀の自由主義から現代日本まで』(中央公論新社[中公新書]、2021年)

訳書[編集]

  • 『現代政治理論』(W. キムリッカ著、岡崎晴輝、木村光太郎、坂本洋一、施光恒、関口雄一、千葉眞共訳、日本経済評論社、2002年)

出典[編集]

外部リンク[編集]