珍宝島
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珍宝島(ちんぽうとう)とは、中国とロシアの国境であるウスリー川の中州である。なお、ロシア語ではダマンスキー島と呼ばれる。
珍宝島の秘密[編集]
中ソ双方が珍宝島の領有権を主張し、1969年に大規模な軍事衝突が発生した。以降、中ソ両国は互いを敵視するようになった。東側の二つの大国が戦争をしたことは西側には秘密にされた。これがダマンスキー島事件である。
ソ連は「アメリカという共通の敵を持つ国同士か戦争をすること、それが敵に知られること、戦闘が長期化して国力が低下することは賢明でない」と考えたようである。
中国はそんなことは考えず、意地でも後には引かないという態度を取った。
そこでソ連は、中国軍に大打撃を与え、ソ連に歯向かって勝てるわけないのだということを中国に思い知らせた上で、川の中洲を中国にくれてやったと言われている。