特定失踪者
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特定失踪者(とくていしっそうしゃ)とは、民間団体「特定失踪者問題調査会」が北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)による拉致の疑いを否定できないとする行方不明者のことである。およそ470名をリスト化し、そのうち77名を北朝鮮での目撃情報や脱北した元工作員らの証言などから「疑いが濃厚」としている。平成26年(2014年)5月の日本・北朝鮮両国のストックホルム合意では特定失踪者を含む行方不明者も再調査の対象となった。平成29年(2017年)に特定失踪者家族会が結成され、61家族で構成されている。
なお、日本政府は17人を「拉致被害者」と認定し、883人[1]の行方不明者を「北朝鮮による拉致の可能性を排除できない人(事案)」としている[2]。後者には「特定失踪者」が含まれている。
脚注[編集]
- ↑ 拉致の可能性を排除できない事案に係る方々警察庁ホームページ、2018年4月8日閲覧。
- ↑ 北朝鮮による拉致の可能性を排除できない事案について政府 拉致問題対策本部、2018年4月8日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 特定失踪者問題調査会公式サイト
- 北朝鮮による拉致の可能性を排除できない事案について政府 拉致問題対策本部