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熊野神社(くまのじんじゃ)とは、宮城県大崎市古川嵯峨字宮沢内林7に存在する神社である。
この神社は平安時代末期に奥州を支配した藤原秀衡の勧請によるものと伝えられており、元暦2年(1185年)には既に建立されていたと『吾妻鏡』第19巻には記録されているが定かではない。ご神体の銅造阿弥陀如来像懸仏は円板で直径がおよそ45,5センチ、宮城県の文化財に指定されている。また、長沼家所有の銅造十一面観音像懸仏も円板で直径およそ39,4センチであり、こちらも宮城県の文化財に指定されている。
祭神は伊弉冉神、事解男神、早玉男神。例祭日は9月15日である。