温湯温泉(ぬるゆおんせん)とは、青森県黒石市温湯字鶴泉に存在する温泉のことである。
弘南鉄道・黒石駅の南東およそ8キロ、浅瀬石川ほとりにある温泉である。
この温泉はおよそ400年前、安土桃山時代から江戸時代に差し掛かる頃、脚の折れた鶴が芦原に舞い降り、7日間で回復して再び飛び去ったという「伝説」から「鶴泉」もしくは「鶴羽立」と言われて、湯治客で賑わったことで知られている。また、ここでは温湯こけしが作られており、夏の土用丑の日には丑湯祭りも開催される。